
この記事では、「トレンド相場に遭遇した時の狙い」「レンジ相場に遭遇した時の狙い」について紹介します。
考え方のコア部分を理解すると、小手先のテクニックにとらわれずにトレードができるようになります。
相場の基本理解

トレンド相場とレンジ相場の定義
トレンド相場とは、チャート画面にて価格が右肩上がりである時は「上昇トレンド」
右肩下がりであるときは「下降トレンド」と言えます。
レンジ相場とは、チャート画面にて横ばいになっている相場を言います。
しかし、実際にチャートを見てみるとスケーラー(縮尺設定)の関係上、上下に激しく揺れて横ばいには見えないことが多いです。
相場の性質と変動要因
トレンド相場であるのなら、そのトレンドの同一方向にトレードをするのがセオリーです。
なぜなら、そのトレンド方向の流れに価格が向かっているから、逆方向には向かいづらいからです。
しかし、その相場が反転タイミングにあるときはトレンド相場で仕掛けても逆行してしまいます。
レンジ相場であるなら、過去に反転したポイントで逆張りトレードするのがセオリーです。
なぜなら同一価格帯で再び反転する確率が高いからです。
しかしさらに大きな時間足で下降トレンドを形成していたとして、レンジの下限からロングを仕掛けると失敗する可能性が高いです。
トレンド相場の特徴とトレード戦略
トレンド相場というのは、方向性が出ている状態が特徴となっています。
私が考えるに、トレードを狙えるトレンドには2種類あります。
①価格がキレイに流れているトレンド

②価格がトレンドライン(チャネルライン)に沿って大きめな波うちで一定方向に流れているトレンド

①では大きな反発はせずにジリジリ価格が上昇しています。
「レジサポ転換」でのトレードや「ブレイクアウト」でのトレードが狙いやすいです。
このままの勢いでぐいぐい価格が進んでいくイメージを持ってトレードに挑みます。
②ではチャネルの下限からの反発を利用したトレードや「レジサポ転換」でのトレードが狙いやすいです。
しかし、チャネルの上限付近で跳ね返される可能性が高いです。その価格帯で一旦利確したほうがいいと考えましょう。
レンジ相場の特徴とトレード戦略
レンジ相場ではただレンジになっているからトレードするといったトレードでは負ける確率が格段に上がると考えています。
ほかに何か付加価値が付いている価格帯からのトレードでないといけないと考えています。
下記画像のように週足ではトレンド相場の状態で、日足がレンジといったような構造になっています。
といったことで上位足の方向性が味方してくれて勝率も何もないところに比べると上がります。


しかし私はあんまりレンジ相場ではトレードしないようにしています。
なぜかというと、上位足でトレンドであっても若干トレンドの力が抑えられてしまっているように感じてあまり気が進まないからです。あまり自身が持てません。
トレンド相場とレンジ相場のトレード心得

トレンド相場でのイメージ
上記①の場合は、しばらくこの流れが続くと仮定して、どこまでこの流れが続くのかを上位足目線で考えましょう。
上記②の場合は、とりあえずチャネルの上限くらいまでは一旦上がりそうか?と予想を立ててみましょう。
レンジ相場でのイメージ
同一価格帯で反発して前回高安までは進みそうか?本当にこの価格帯で反発する可能性が高いのか?ということを考えてみましょう。
相場の適切な理解と活用

トレンド相場とレンジ相場の統合的な考え方
エントリー後は、神のみぞ知る。といった感じでいいと思ってます。
FXは想定方向へ動くかどうかの確立をなるべく高めてあげるためのゲームだとライトに考えましょう。
深みにはまって細かな手法開発に取り組むとなかなか抜け出せなくなってしまいます。
(私はそうなってしまいました。。。)
トレードスキルの向上と成長への道
今回の記事ではトレンドとレンジのコア部分の考え方を載せました。
FXはとにかく実践あるのみだと思います。
しかし、現実の仕事や部活、趣味のように同じ条件での練習はできないし、似たような事例が発生するまでにものすごい時間をかけて待つことになります。
焦らずゆっくり成長していきましょう!!
資金管理を間違えなければ破産することもないし、会社経営と違って従業員に迷惑をかけることもありません。気楽にいきましょう。
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